数年前に人間ドッグで引っかかり、この頃から定期的に血液検査を行いつつ、一旦数値が少し下がったので推移を見ていました。
腫瘍マーカーであるPSAの数字が再び正常値を超えたので、昨年12月と今年3月にMRIを行い、GW前に検査入院して針生検を実施。
GW明けに生検結果を聞き、前立腺がんの告知を受けました。
その後、追加検査で骨シンチとCTで転移の有無を確認して病期が確定しました。
腫瘍マーカーであるPSAは4.6。
がんの広がりを示すステージはT2a。
悪性度を示すグリソンスコアは、3+4=7。
骨やリンパ節への明確な転移はなし。
PSAやステージは低リスクに分類されますが、グリソンスコアが中リスクなので、全体では中リスクと判定されます。
前立腺がんは主に高齢者の病気ですが、自分はまだ50代前半です。
人間ドッグで引っかかった当初は、PSA値が少しぐらい高くても、前立腺肥大かロードバイクによる刺激の影響と軽く考えていました。
今回はMRIの結果から半分覚悟はしていたものの、やはり告知を受けたときは「無念。。」という感じです。
しかし早い時期に見つかって、根治を目指せるのが幸いです。
ステージや悪性度から選択できる根治治療は、主に全摘手術と放射線治療です。
治療成績はどちらも大差なく、体への負担や治療後の合併症を検討して選択することになります。
自分の年令の平均余命超え30年到達を目指して、再発時に追加で放射線治療を選択できる全摘手術を選びました。
この病気は再発の確率が割と高く、初期に放射線治療を行った場合には再発時に全摘手術を選べないのがネック。
しかし余命や合併症を考えると、多分70代だったら放射線を選んだと思います。
全摘術後に起こる尿もれや性機能低下は、もう割り切るしかありません(本音は辛い)。
来月早々に全摘手術を受ける予定です。
しばらくの間、城攻めはお預けになるので、ブログに書くこと無くなるな。。
今後は更新が滞ります。
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